平成29年度:山形の子ども育成事業報告

平成29年度の「山形の子ども育成事業」は、県内8地区で『山形遺産探検クラブ』と『「地域の達人」体験講座』の2テーマ・各4講座、8事業を開催しました。どの事業も山形に学び、山形に誇りと愛着を持つ多彩な活動が展開されました。

「地域の達人」体験講座

農業、漁業、工業、商業等に関する専門家・実践家を講師とし、小中学生に地場産業に関する実技実習を体験することにより、達人の知恵と工夫、受け継がれた技術の素晴らしさを体感し、地域への誇りと愛着を育む。

山形遺産探検クラブ

各地域に残る先人の生き方・考え方、知恵と工夫や自然の豊かさと調和性を感じたり、学んだりできる、地域の誇るべき、あるいは残すべき文化・産業遺産、歴史遺産、自然遺産等に直接触れることにより、地域への誇りと愛着を育む。

バラ園を見学しローズ石けんとバスソルトを作ろう!

  • 地域:西村山地区
  • 日時:平成29年7月23日(日)
  • 会場:寒河江市荒木バラ園 寒河江市文化センター
  • 講師:Mermaid moon 髙橋幸枝氏/荒木バラ園 荒木繁蔵氏
  • 参加者:11家族25名/児童14名/保護者11名
  • 参加者の声:

バラは一年中出荷され、今は特に忙しい時期とのことで、暑い中での作業で花咲く前のバラを遠くまで届けていると伺い、花屋できれいに売られているバラを育てている方の大変さを感じました。(保護者)

体験では作るだけでなく、香りのお話も聞かせていただきました。その中で、各家庭のにおいがあるけれど、それはその家族の落ち着くにおいと聞いたことが、とても印象に残りました。(保護者)

私は、精油一てきを得るのに、60本分のバラの花びらが必要なのがびっくりしました。とてもいい香りでいやされました。作ったローズ石けんとバスソルトを使っています。ありがとうございました。(5年児童)

ローズ石けんよりバスソルトの方が作りやすかったけど、二つとも上手に作れてよかったです。石けんの形は、シンプルな丸の形にしたのですが、家で作れるならもう少しかわいい形にしたいです。(5年児童)

山形の伝統 こだわりの十割そば打ち体験に親子で挑戦!

  • 地域:最上地区
  • 日時:平成29年7月1日(土)
  • 会場:新庄市民スキー場ヒュッテ厨房(杢蔵四季の家)
  • 講師:最上十割そばグループ 安久津隼人氏
  • 参加者:14家族32名/児童18名/保護者14名
  • 参加者の声:

そば打ちが「かたくて、作るのが大変なんだな」と、思いました。そば打ちの先生は、かんたんに作っていたので、「すごいな」と、思いました。(3年児童)

私も娘もそば打ちは初めてで苦戦しました。でもとても楽しい体験ができました。ありがとうございました。(保護者)

そばを初めて作って、切るのがむずかしかった。そば打ちの先生のそばと比べてみて、かたさや太さが違っていて、そば打ちの先生はすごいなと思いました。(5年児童)

「本物のそばの味って、あんなにおいしいんだね」と、目をキラキラさせてとても満足していました。とても貴重な時間でした。夏休みにまたそばをつくってみるつもりです。(保護者)

いま よみがえる 縄文の土器!

  • 地域:西置賜地区
  • 日時:平成29年9月16日(土)・30日(土)
  • 会場:長井市 古代の丘資料館
  • 講師:古代の丘資料館長 孫田良一氏/職員 尾形民雄氏・孫田幸雄氏・清野恵美子氏・佐藤美紀子氏/長井市文化生涯学習課文化係主事 海藤元氏
  • 参加者:7家族16名/児童9名/保護者7名
  • 参加者の声:

私は初めて土器を作りました。難しいかなと不安だったのですが、作り方が意外とかんたんで、うまく作ることができました。もようをつける時も、たくさんのもようのつけ方があり、なるほどと感心しました。(6年児童)

世界に一つだけの作品ができたこと、子どもたちのアイディアの発想に感心しました。親が子ども以上に楽しめたような気がします。(保護者)

火おこしで、火がつかなかったけど楽しかったです。とても難しくて疲れたけれど夢中になって活動しました。(6年児童)

土器が割れずに乾燥していて、無事にできたのがとても感動しました。なかなか焼くところまで、目の前で観察することができないので、とても貴重な体験をすることができたと思います。(保護者)

生きた文化財「鶴岡市の在来作物:だだちゃ豆について調べよう」
~収穫から料理の仕方を達人に学ぼう~

  • 地域:田川地区
  • 日時:平成29年7月22日(土)
  • 会場:鶴岡市農村センター(鶴岡市内大泉地区)
  • 講師:くろうえもん農場 木村充氏/だだちゃ豆を愛する会代表 佐藤トシ氏
  • 参加者:23家族47名/児童24名/保護者23名
  • 参加者の声:

豆をぬくのはかんたんだったけど、もぎとるのはたいへんで手がつかれました。たくさんとれてよかったです。いろいろな種類のだだちゃ豆があることがわかりました。(5年児童)

 だだちゃ豆にもたくさんの種類があることを知りました。今までは、薄皮はとって食べていましたが、薄皮に一番栄養があると聞き、これからは、とらずに食べようと思いました。(保護者)

だだちゃ豆をゆでる前に、ふっとうしたお湯に塩をいれ、ゆで終わったら並べて冷ますということが勉強になりました。(4年児童)

古くは、江戸時代からだだちゃ豆が作られ、枝豆農家の方が大切に種を守り、受け継いで今に至ることを知りました。おいしい枝豆が食べられることに感謝しなくてはいけないと思いました。(保護者)

将棋の魅力を体験しよう!(書き駒と指し方入門)

  • 地域:東南村山地区
  • 日時:平成29年7月22日(土)
  • 会場:天童市将棋会館、天童市民プラザ
  • 講師:書き師 庄司真由美氏/日本将棋連盟山形県支部連合会長 大泉義美氏
  • 参加者:14家族28名/児童14名/保護者14名
  • 参加者の声:

書き駒の体験では、予想以上に大きな駒に堂々と字を書くのは、思いのほか難しかったのですが、とても良い経験、そして大切な記念の駒になりました。(保護者)

駒を並べる順序や片づける順番などを教えてもらいました。また、あやふやだった駒の動きを教えてもらい、指し方も学べたので、家族で対局してみたいと思います。(6年児童)

将棋の対局では、講師の先生からしっかりとした将棋の礼儀作法を学ぶことができたのでよかったです。また、駒の並べ方や先手後手の決め方が分かったので、友達と実際にやってみたいです。(5年児童)

「礼に始まり礼に終わる」という礼の作法と「将棋盤や駒などの物を大切にする」ということに感銘を受けました。将棋が強いという以前に、すべての生活においてとても重要なことだと再認識しました。家族全員で将棋を楽しむと共に、心も強くなっていきたいと思います。(保護者)

親子で体験「空の歴史を学ぼう」
~戦争の時代の空と平和な時代の空 伝統食 焼き麩に挑戦~

  • 地域:北村山地区
  • 日時:平成29年7月30日(日)
  • 会場:東根市神町公民館、若木山防空壕、山形空港、文四郎麩店
  • 講師:若木山防空壕保護会会長 髙橋浅十氏/山形空港管理事務所副所長 海野勝志氏/齋藤文四郎麩店社長 齋藤文四郎氏
  • 参加者:18家族37名/児童19名/保護者18名
  • 参加者の声:

説明は、保存会の皆様の実体験に基づいたものであることを強くかんじました。防空後を人の手で作ったことを知り、当時の方々のご苦労が偲ばれます。(保護者)

防空壕が思っていたよりも大きく、大変涼しいことに驚きました。戦争当時の大変さを肌で感じることができ、貴重な体験になりました。(5年児童)

離陸する飛行機をデッキから初めて見ました。ものすごい音や飛行機の大きさに改めてびっくりしました。(6年児童)

麩を焼くのは、簡単そうに見えて実際にやってみると難しく感じました。焼きあがった麩にジャムをつけて食べたのがおいしかったです。(5年児童)

笹巻き・つの巻きづくりに挑戦しよう!

  • 地域:東南置賜地区
  • 日時:平成29年6月24日(土)
  • 会場:ゆうきの里 さんさん
  • 講師:米沢市立北部小学校 栄養教諭 小関美穂氏/ゆうきの里さんさん 指導者 渡部信子氏・秋津ミチ子 氏
  • 参加者:14家族29名/児童15名/保護者14名
  • 参加者の声:

つの巻きは、熱くて包むのが大変だったけど、おいしくできたのでよかったです。(5年児童)

子どもの頃に祖母が作ってくれたことを思い出し、このように手間をかけ、愛情を込めて作ってくれていたんだと実感しました。つの巻き、笹巻に込められた願いを伝えながら、また子どもと一緒に作ってみたいと思います。(保護者)         

笹巻づくりの時、ひもの結び方が分かったのでうれしかったです。上手につくれたし、食べてみておいしかったので楽しかったです。(4年児童)

初めての体験で、どきどきして参加させていただきました。非常に難しいのを実感しました。郷土料理として、これからずっと子どもたちに引き継がれていけばと思います。子どもと保護者で体験できる活動は、子どもたちの成長に良い影響があると思います。このような活動を続けていってもらえたらうれしく思います。(保護者)

遊佐カレーに挑戦! パプリカで

  • 地域:飽海地区
  • 日時:平成29年7月29日(土)
  • 会場:遊佐町生涯学習センター
  • 講師:遊佐の野菜作り専門家 髙橋義博氏/じろべえ農園主 髙橋光太氏/遊佐ブランド「遊佐カレーの開発 阿部玲子氏/栄養教諭 真嶋敦子氏
  • 参加者:10家族21名/児童11名/保護者10名
  • 参加者の声:

色は最初は緑でそれから赤や黄色、オレンジ色になるのが分かりました。赤色のパプリカは緑色から黒っぽくなり、それから赤色になるそうです。赤パプリカは、熱しすぎると表面がつるつるではなくなるそうです。(5年児童)

色鮮やかなパプリカを見ているだけで、元気になれそうな野菜だと思います。栄養をたくさん蓄えたパプリカをどんどん食卓にあげたいと思います。(保護者)        

どんなパプリカが新鮮なのか、どれが甘いのか、パプリカのことが詳しくなりました。農家の方が、安全・安心なパプリカづくりに努力されていることがわかって、大変良かったです。(保護者)

パプリカ入りのカレーは初めてでした。カレーのルーがとても甘くてびっくりしました。いろいろなかくし味や野菜が入っていてとてもおいしかったです。(4年児童)

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