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戻る1.確定拠出年金制度とは

確定拠出年金には、企業が導入する「企業型年金」と個人が任意に加入する「個人型年金」があります。いずれも既存の公的年金等とは異なり個人ごとの口座で管理され、運用面では自己責任を原則とする退職金・年金制度です。

制度の主な特徴

1.企業が導入する「企業型年金」と従業員が任意に加入する「個人年金」の2つがあります。

2.個人ごとの口座で管理するので年金・将来資金として従業員の持分が明確になります。

3.企業も、従業員も税金面で優遇が受けられます。

4.転職した場合でも転職先などに残高を持ち運ぶことができます。

5.将来の受取り額は、従業員が自己責任によって運用して得られた成果によって異なります。

6.受取り方法は、年金または一時金から選べます。

※原則年金、ただし規約で定めた場合には一時金での受給も可能

制度の概要

1.種類

企業型年金

企業型年金
企業が従業員のために掛金を拠出し、従業員が運用指図を行います。

個人型年金

個人型年金
個人が掛金を拠出し、自分で運用指図を行います。

2.制度概要

企業型年金 企業型年金

  • 企業が掛金を拠出し、従業員個人が自分で運用商品を選んで運用の指図をします。
  • 企業が拠出する掛金は全額損金参入することができます。
  • 従業員には、運用時、受給時それぞれに税制優遇措置があります。また掛金は、従業員の個人所得に含まれません。
  • 導入する企業が、運営や管理を行う運営管理機関・資産管理機関等を選定し、運用商品の提示などを受けます。
  • 新たに導入することも、現在の退職金・企業年金から移行することもできます。

個人型年金 個人型年金

  • 個人が国民年金基金連合会に加入申込(加入は任意)をし、運営管理機関が運用商品の提示を行います。
  • 個人が掛金を拠出し、自分で運用商品を選んで運用の指図をします。
  • 企業は従業員からの依頼があった場合、給与天引きにより掛金を国民年金基金連合会に払込みます。
  • 拠出時の所得控除をはじめ、運用時、受給時にそれぞれ税制優遇措置があります。

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